よくお問い合わせいただく質問をQ&A形式でまとめました。
お問い合わせの前にご一読ください。
Q.アメリカの学校が基盤という事で、普通のフリースクールとは一線を画している、という認識で宜しいでしょうか? 必ずしも不登校ばかりとは限らないという印象を受けましたが、どうでしょうか?
A.普通というのはいろいろな意味がありますが、不登校児を受け入れて学校に戻すための
勉強を教える場所ではありません。また、児童デイサービスのようなところとは全然違うと思います。
Q.入学後、親のかかわり方は、公立小学校と比べてどうでしょうか?たとえばPTAや役員など。
A.運営に関わる部分はそれほどありませんが、家庭での協力がなくてはその子オリジナルな教育は進みませんし、親子関係が子どもに現れる場合もあり(例えば、やさぐれた態度、やる気のなさ、反抗的、偏食等)保護者の方とスクールスタッフは公立校よりも濃く親密な関わりになります。PTAはありません。
Q.読み書きは出来る様になるのか?等不安はありますが、実際はどうなのでしょう?
A.その点は大丈夫です。札幌サドベリースクールでは基礎学力を大切に考えており、1年生から在籍している子はみな学力が高く育っています。
最初に(*)非認知能力を伸ばすことを重視していますので、勉強を強制することはありません。
*非認知能力は自己肯定感や我慢強さ、忍耐力などのことです。ですが、勉強というのは本来楽しいものであるようで、子どもたちは自己肯定感が育ってくると自然と知りたいと思うことが増え、勉強を自らやるようになってきます。
(学習障害があったり、発達障害がある場合は別です)。
Q.給食はありますか?
A.月,火はお弁当を持参して下さい。水、木、金は給食があります。
給食の様子はインスタグラムから様子がごらん頂けます。
教育相談
「療育、発達、不登校の子ども相談」
相談に来る前にこのようなことがないか、自分と自分の周りを観察してみてください。
小さな子どもは家庭が世界のすべてです。お母さん、お父さん、おばあちゃん、
おじいちゃんが大好きです。大好きな人が仲が悪いということにすごく苦しみます。
家族関係は大丈夫ですか。
物心がついてきたころの子どもは親に心配をかけまいと頑張ります。
特に長男長女は親基準のいい子でいようとする傾向が強いです。
もし子どもが不登校になったとき、いい子でいることの我慢が限界にきているのかもしれません。悪い子でも、できなくても、あなたのことが大好きなんだと伝えてください。
子どもが反抗的になるとき、それは「こんなに反抗していても僕を(私を)愛してくれますか?」のサインです。受け止めてあげてください。
でも、愛していることと、なんでも自由がまかり通ることとは違います。
年齢に応じて対応が変わってきますが、大切なのは精神的自立です。
子どもを愛しているからこそ、言うことを聞きすぎない、毅然とした親の態度が必要です。他にもいろいろあります。